メッセージ

磯部 清志

いそべ きよし

(2005年卒)

東京都立大塚病院

内田先生のご指導に心より感謝申し上げます。

内田先生

この度はご退官、誠におめでとうございます。

私は2009年に大学病院で医員として勤務を始めた際に、先生とお会いさせていただきました。大学病院に赴任する際、入職書類の提出期限を過ぎてしまい、先生からお電話でお叱りをいただいたのが最初の思い出でした。当初からご迷惑をおかけすることをしていたのか、と改めて反省をしております。

大学病院では週に一度の入院患者さんの症例検討会で症例プレゼンをおこなっていました。その時は医員の診療を静かに聞いていらして、時折鋭いご指摘をくださるという印象でした。私は他大出身であり、腎臓内科で行っている研究のことも何も存じあげなかったので、内田先生は若手を温かく見守って下さる先生なのだと感じておりました。

2010年に大学院に入学させていただいてからは、研究の御指導をいただきました。お忙しいなか、マウスの腎臓摘出やエタ沈など実験手技を直接ご自身がやってみせてくださったことは、大変にありがたく貴重な思い出となっております。私に与えられた研究テーマは、尿中のNCCの測定系を確立することでしたが、結果がなかなか出せず、約2年間試行錯誤を続けました。その過程で内田先生の的確で素早いご指導や、膨大な知識量に本当に驚きました。また、先生から見たら意味がなさそうな、結果が出ないと思う検討も多々あったと思いますが、ある程度自由に挑戦をさせていただいたことにも心より感謝申し上げます。そのように工夫を重ねるなかで、いろいろ調べ、試してみる実験の楽しさを、身をもって体験し学ぶことができ、充実した大学院生活を送ることができました。

その後には、アメリカへ留学する機会もいただくことが出来ました。留学中には私の勤務先のNIHにも来ていただき、上司のDr. Knepper先生にもお会いしていただきました。その時はフィラデルフィアでASNがあり、フィラデルフィアからボルチモアまでご夫妻を車で送らせていただいたことも貴重な思い出となっております。

先生の温かい御指導のおかげで、文献を調べていく大切さを学び、基礎医学の視点も自分なりに養うことができました。これらは今の臨床の姿勢の大きな土台となっております。これまでのご指導に心より感謝申し上げます。

内田先生の今後の益々のご活躍とご健康を祈念しております。今後ともご指導のほど何卒宜しくお願い申し上げます。

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