メッセージ

壷谷 友宏

(2018年卒)

東京科学大学 大学院

ご退任のお祝い

この度は、長年にわたり私たちの臨床および研究にご指導を賜りました内田信一先生のご定年・ご退任という素晴らしい節目にあたり、心よりお祝い申し上げます。

内田先生に初めてお世話になりましたのは、私が腎臓内科に入局させていただく何年も前、本学硬式テニス部の東医体という夏の大きな大会の際でした。内田先生は硬式テニス部の顧問でいらっしゃり、お忙しい中でも毎年のように時間を割いて東医体の応援に駆けつけてくださいました。
当時私はレギュラーとして試合に出ておりましたが、チームの勝敗を左右する大事な場面でも、後ろから内田先生が見守ってくださっていると思うだけで、大変心強く、気持ちが落ち着いたことを今でも鮮明に覚えております。

当時の私はまだ学生で、内田先生に対して「いつも優しく応援してくださる穏やかな先生」という印象を抱いておりましたが、医師として年月を重ねるうちに、内田先生が本学、さらには医療界全体にいかに多大なご貢献をなさってこられたかを改めて実感いたしました。
研究・診療・病院運営のいずれにおいても素晴らしいご功績を残されながら、学生の部活動を温かく応援してくださるお優しい一面を併せ持つ内田先生は、まさに私の目標とすべき理想の医療人であると感じております。

腎臓内科に入局させていただいてからも、ご多忙の中、若い医師の診療・進路・研究にまで細やかに目を配ってくださり、時には親身にご助言を賜りました。
現在私は大学院生として研究に携わっておりますが、内田先生より
「ある程度偉くなると、気になる事象があっても検証する時間がない。時間のある大学院生のうちに、気になることはどんどん検証してみなさい」
というお言葉を頂戴し、自由に研究できる環境のありがたさを日々痛感しております。このお言葉は、今後の私の研究人生を通して常に支えとなるものと感じております。

改めまして、内田先生の腎臓内科教授ご退任を心よりお祝い申し上げるとともに、これまでのご指導・ご厚情に深く感謝申し上げます。

先生の今後ますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げるとともに、未来の腎臓医療のさらなる発展を通じて、社会全体のより良い方向へのご活躍を心より期待申し上げます。

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