メッセージ

森本 靖久

もりもと のぶひさ

(2016年卒)

東京科学大学 大学院医歯学総合研究科 腎臓内科学分野 大学院生

感謝申し上げます

この度はご退任誠におめでとうございます。私は、医学生時代のプロジェクトセメスターをはじめ、学生臨床研修、初期研修の2か月間、レジデントの半年間、そして社会人大学院生/博士課程の4年間、内田先生に大変お世話になりました。

最初にご指導いただいたのは、医学部4年生の時のプロジェクトセメスターでした。その時は私を含め5名の学生が腎臓内科研究室に押しかけ大変お世話になりました。毎週月曜日の研究カンファレンスの時は、内田先生がお部屋に入られると緊張感が高まり、身のすくむ思いであったことを記憶しております。5か月という短い期間ではありましたが、基礎研究に没頭する機会をいただき、多くのことを学ばせていただきました。特に印象に残っているのは、想定していた結果が出なかったときに、自分の仮説に合わせて考えるのではなく、自分の仮説が間違っているかもしれないと一歩踏みとどまることで、結果をうまく説明できる新しい仮説が生まれてくる、という経験をさせていただいたことです。この時「研究は面白い」と強く思いました。今振り返ると、この体験が私の進路に大きな影響を与えたと思います。

医学部卒業後は人を対象とした疫学研究に興味を持ち、医師6年目の年に聖路加国際大学大学院公衆衛生学研究科に国内留学させていただきました。また、翌年からは大学の腎臓内科学教室で社会人大学院生として、慢性腎臓病患者を対象とした食事・栄養に関する観察研究をさせていただきました。これらのことは内田先生のご許可があったからできたことでございます。私が情熱をもって取り組みたいことに「No」と仰らず取り組ませていただいたことに、心から感謝しております。内田先生のご指導のもと培った学びを糧に、世界の人々の腎臓を守ることに役立つ研究を今後も進めていきたいと考えております。

長きにわたりご指導を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

内田先生の今後のご多幸とご健康をお祈り申し上げます。

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