内田先生ご退官おめでとうございます。10年前に日腎期間中の同窓会で大学院入学希望をお伝えした日を思い出しております。臨床現場で少しは腎臓のことを理解したつもりで入学した大学院の基礎研究はまさに一からの学び直しで、毎週のリサーチカンファレンスで直接アドバイスをいただきながら試行錯誤する日々でした。病棟業務なく研究に没頭できた4年間は臨床スタッフの方々の理解なしでは難しく、そのような環境を内田先生が整備、維持して下さったお蔭だと思っております。抄読会では普段からチェックしている自分の分野のアップデートだけではなく、分野を問わず面白い研究を紹介して視野を広げるという文化があり、腎臓に限らない生命科学を意識する機会になりました。今から思い返しますと、内田先生の「小手先でやる研究ではなく、世界の研究者と渡り合える夢のある研究をしよう」というメッセージが散りばめられた大学院だったと思います。アメリカ腎臓学会ではこれまで重要な知見を報告してきた研究室として注目、信頼されていることを実感し、聞きにきてくれた海外の研究者と意見交換できることが楽しく留学のきっかけとなりました。Uchida Lab出身者として恥ずかしくない研究ができる様精進してまいりたいと思います。今後ともご指導どうぞよろしくお願いいたします。
