メッセージ

渭原 克仁

いはら かつひと

(2009年卒)

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社 医薬開発本部CDMA心・腎・代謝領域メディシン第1部 部長
東京科学大学非常勤講師

これまでの温かい後押しに感謝申し上げます

内田信一先生、ご退官おめでとうございます。これまで内田先生にご指導いただいたことに改めて深く感謝申し上げます。

私が先生と直接勤務させていただいたのは、初期研修を終えて2011年度に腎臓内科に入局し土浦協同病院で勤務した後の、2013年度に医員として大学で勤務した時でした。臨床で表出される事象のみならず、背景に存在する病態生理を深く意識した診療を先生からご指導いただき、科学的な視点を持ち続けることの意義をご指導くださいました。その後、臨床研究に対する強い関心からアメリカ公衆衛生大学院への進学を私が決意した際には、推薦状を書いていただき、大変心強く決断を後押しいただきました。ハーバード公衆衛生大学院の合格・進学、大学院修了後にジョスリン糖尿病センターからオファー取得を報告した際には、前向きで優しいお声がけをいただき、私の決断を尊重してくださいました。日本帰国の度に、近況報告で先生にお時間をいただいたことを懐かしく思い出します。2020年の新型コロナウイルス感染症流行を契機に2020年度限りで日本帰国を決意した際には、大学から厚生労働省への出向を推薦いただき(2021年4月-2023年3月)、貴重な経験をさせていただきました。厚労省出向時から現在まで、内田先生が議長を務めておられる月例の大学運営会議の一つに出席させていただいていることも貴重な学びです。人生の節目で先生に常に後押しいただけたからこそ、ここまで前を向いて進んで来られたと実感しており、深く感謝申し上げます。

現在は、ドイツに本社を置くベーリンガーインゲルハイムで勤務しています。腎臓領域における臨床・疫学・生物統計・公衆衛生の経験を活かし、ドイツ本社やアメリカのグローバル部門と日常的に連携しながら、主に腎臓領域における開発薬の第II相~第IV相臨床試験と、既存のエビデンスで不足している臨床上のアンメット・ニーズを基にした、臨床研究によるエビデンス創出を実施しています。先生にご指導いただいて培った基盤のもと、臨床研究での知見創出と臨床実装を目指して進んで参りたいと思います。

内田先生におかれましてはどうぞご自愛いただき、今後ともご指導・ご鞭撻を賜れば幸いです。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

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