メッセージ

内藤 省太郎

ないとう しょうたろう

(2001年卒)

東京科学大学 血液浄化療法部 准教授

ご退官に寄せて

内田先生、このたびのご退官、誠におめでとうございます。入局以来二十数年、長きにわたり温かいご指導を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。ここで先生との歩みを振り返りながら、改めて感謝の気持ちを述べさせていただきます。

入局を決めた2年目研修医の冬、トレッドミル検査に立ち会っていた際、当時医局長でいらした内田先生から、3年目の派遣先が武蔵野赤十字病院であるとお電話をいただきました。希望していた病院であったため、胸が躍ったのを今でも鮮明に覚えております。

4年目、武蔵野赤十字病院2年目の冬、周囲の仲間が次々と辞令を受ける中、私は「このまま残れるのでは」と密かに期待しておりました。しかし先生から「大学へ」とのお電話を頂き、思わず大声で「嫌です」と口走り、病棟師長に叱られたことも、いまでは懐かしく思い出されます。

その後、大学院への進学を締切間際に決断し、医員として勤務を続けながら研究を開始いたしました。研究に不器用な私に対し、先生は常に根気強く、基礎から丁寧にご指導くださいました。先生のご支援なくして大学院を修了することは到底かなわなかったと、今でも深く感謝しております。

教官となってからの数々の学びの中でも、特に印象深いのは先生の台湾出張に同行させていただいた経験です。楊先生、林先生との楽しい時間、台湾腎臓学会の重鎮の先生方との貴重な会食、そして何より北京ダックの味は今でも忘れられません。

医局長という大役を務めあげることができたのも、先生から賜ったご指導の賜物と存じます。入局から今日まで、先生から頂いたお導きは数え切れません。長年にわたり本当にありがとうございました。

どうかお身体を大切に、益々のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

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