内田信一先生のご退官に寄せて
内田先生とは、シンクタンクでご一緒したことをきっかけに親しくお話しさせていただくようになり、その後も折に触れて温かいお言葉や示唆に富んだご指導をいただいてまいりました。先生はまさに文武両道という言葉を地で行かれる方で、臨床では内科医として患者さんに真摯に寄り添われ、どんな時も丁寧で誠実な姿勢を貫いてこられました。同時に、基礎研究においても独創性あふれる視点と確かな探究心をもって取り組まれ、国際的にも評価される成果を数多く挙げてこられたことに、いつも大きな尊敬の念を抱いておりました。先生は決して声高に語られる方ではありませんが、やさしく背中を押してくださる励ましの一言が、私たち後進にとってどれほど力になったか計り知れません。一方で、ご自身にはとても厳しく、高い目標に向かって弛まず努力を続けられるお姿は、研究者として、医師として、そして教育者としての理想像そのものでした。先生のもとから巣立った多くの方々が国内外で活躍していることは、本学医学部にとって大きな誇りであり、先生が育てられた温かな人の輪の広がりを実感いたします。さらに、新しい大学の創生という節目においても中心的な役割を果たされ、組織を力強く導いてこられた存在でした。内田先生の長年にわたるご尽力とご功績に、心より深い感謝と敬意を申し上げます。
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