メッセージ

秋葉 泰樹

あきば やすき

東京科学大学病院  副病院長

東京科学大学病院 事務部長

御礼

内田先生、長年にわたる本学への多大なるご貢献に、心より敬意を表します。
特に病院長にご就任されて以降は、コロナ禍、大学統合、そして、物価・人件費の高騰に伴う経営環境の急激な変化といった、本学がかつて経験したことのない困難に直面されました。そのご心労はいかばかりであったかと、拝察いたします。
病院長として着任された2020年4月は、ちょうど本院でコロナ患者の受け入れが始った時期と重なります。都庁で開催された都内の特定機能病院への説明会に随行させていただき、その場でコロナ患者の受け入れ要請があり、院内に何とも言えない緊張感が漂うような中で、実際の受け入れが始まったことが思い出されます。多くの大学病院が受け入れに二の足を踏む中、本院は先陣を切って対応に当たりました。医療の最後の砦としての大学病院の使命と、職員を守るという病院長としての使命、その間で板挟みとなり、深く思い悩まれたことと存じます。
コロナ禍が一息つくと、東京工業大学との統合の準備が始まり、医療担当理事として統合準備委員会の中核メンバーとなり、ご尽力されました。統合まで時間が限られる中で、休日にもミーティングが開催されたとお聞きしていますが、病院も含めた医歯学系特有の文化や慣習を理解してもらうことにご苦労されたのではないでしょうか。
2024年10月に統合後の東京科学大学がスタートして直後、今度は、物価・人件費の著しい高騰に見舞われ、病院経営を取り巻く環境は一変しました。病院収支が大幅な赤字に陥る中、同年11月に「持続可能なScience Tokyo Hospitalへの転換プロジェクト」を立ち上げ、短期間で当面の収支改善策を具体化できたのは、ひとえに内田先生の卓越したリーダーシップの賜物です。
いかなる困難に直面しても、常に冷静沈着に物事を判断し、進むべき道を切り開いていただいたことに厚く御礼申し上げます。また、医療に精通していない銀行出身の事務部長で至らぬ点が多々あったかと思いますが、この場を借りてお詫び申し上げます。
これからは、ご自身のプライベートな時間も増えることと存じます。いつまでもお健やかにお過ごしになられますことを心よりお祈り申し上げます。

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